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研究内容

研究概要

 鉄鋼材は,身の周りにあるモータから,発電所などのプラントまで,家電分野,自動車分野,産業分野など幅広いところで用いられている。鉄鋼材を構造材と電磁鋼板とに大別すると,前者は機械特性が重要であり,後者は磁気特性が重要である。一般的に鉄鋼材は,磁気的な性質を有する磁性材料であり,図1に示す磁気センサを用いた磁気計測によって,磁気的な性質である磁気特性を測定することが可能である。機械特性は磁気特性から推定することが可能である。当研究室では,鉄鋼材の磁気特性を計測,そこから磁気特性あるいは機械特性を明白にし,場合によっては磁気特性・機械特性を制御することによって,図2に示すように鉄鋼材の高度な活用方法に関する研究を行なっている。具体的には,①モータに用いられている電磁鋼板(鉄鋼材)の最適形状を決定する,あるいは磁気特性を改良することによって,モータの高効率・低損失化,②自動車部品軽量化を目的とし,高強度化した自動車部品鋼材(鉄鋼材)の材質評価システムの開発,③プラント安全性向上を目的とし,プラント構造材(鉄鋼材)の材質劣化度合い評価システムの開発,である。それぞれの項目の具体的な内容を以下に示す。

図1 鉄鋼材の磁気特性計測システム

図2 鉄鋼材の高度な活用方法

研究テーマ1 モータの高効率・低損失化

図3は,電磁鋼板の磁気特性計測データを活用し,モータステータ形状を最適にすることによって,重量当たりの出力が世界最高クラス(2019年2月時点)となるモータを開発した研究成果である。本研究は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)イノベーションハブ構築支援事業に基づくJAXA宇宙探査イノベーションハブの共同研究として,複数の大学,企業にて実施した。 https://www.jaxa.jp/press/2019/02/20190207a_j.html また,図4は,短時間の熱処理によってモータ積層コアの鉄損を低減するシステムの開発を目的とした。モータに用いられている積層コア(電磁鋼板の積層)は,打ち抜き工程,積層工程等の製造工程時に残留応力が発生し,磁気特性は劣化,鉄損が増加することが一般的に知られている。本研究では,我々が考案した「二次電流加熱法」により,モータ積層コアを短時間で効率的に加熱することによって鉄損低減化を可能とし,既存のモータ製造工程にも容易に導入可能でかつ運用も低コストな「熱処理システム」の開発を目指している。  
図3 JAXAプロジェクトで開発したモータ(複数他機関と共同実施)

図3 JAXAプロジェクトで開発したモータ(複数他機関と共同実施)

図4 二次電流加熱法による熱処理装置

図4 二次電流加熱法による熱処理装置

研究テーマ2 自動車部品鋼材の高強度化評価

図1に示した鉄鋼材の磁気特性計測技術を応用して,自動車部品軽量化を目的とし,高強度化した自動車部品鋼材(鉄鋼材)の材質評価システムの開発を行なった。図5は,材質評価システムのために提案した周波数掃引励磁スペクトログラム法(FSES法)である。磁気センサにより,複数の周波数で励磁することによって,鉄鋼材の材質特性=機械特性を測定する。最右図に横軸を磁気センサ位置,縦軸を周波数,内部の色を磁気特性の強度として表示したスペクトログラムを示す。スペクトログラムは,鉄鋼材の材質変化無ければ,高い周波数部で赤色,低い周波数部で青色,その間の周波数で連続的に変化する。鉄鋼材の材質変化があると,最右図下のように,周波数に対して乱れたスペクトログラム分布となり,視覚的に材質変化を判定することが可能である。図6(a)に,高強度化していない自動車部品鋼から測定した磁気信号のスペクトログラム,図6(b)に高強度化した自動車部品鋼から測定した磁気信号のスペクトログラムを示す。一見してスペクトログラムが全く異なり,定性的に材質評価が可能であることが分かる。スペクトログラムを信号処理することによって,定量的に材質評価を可能とした。なお,共同開発元では,産業用誘導加熱処理によって,自動車部品鋼の強度を任意にコントロールすることが可能である。
図5 周波数掃引励磁スペクトログラム法(FSES法)

図5 周波数掃引励磁スペクトログラム法(FSES法)

図6 高強度化した自動車部品用鋼板の材質評価

図6 高強度化した自動車部品用鋼板の材質評価

研究テーマ3 プラント構造材の劣化損傷評価

X線,超音波,磁気などを用いて構造物等の小さなき裂・傷を検出することは,非破壊検査手法としてある程度確立された技術である。劣化損傷評価システムは,き裂・傷の検出から更に一歩進んで,構造物・金属製品に対して,磁気センサを用い,き裂発生前における金属劣化損傷の度合いを定量的に評価するシステムである。鉄鋼材が高温で使用される場合,図7に示す通りクリープ損傷を受ける。加速クリープ領域では損傷が変形を伴うため,磁気センサで検出することは容易であるが,その前段階の損傷である定常クリープ領域ではほとんど変形を伴わないため,クリープ損傷評価が困難である。図8に定常クリープ損傷を磁気センサで評価した結果を示す。中央の溶接部でスペクトログラムが変化しており,定常クリープ損傷を評価可能であることが分かる。
図7 クリープ損傷と評価

図7 クリープ損傷と評価

図8 高クロム鋼溶接材の劣化損傷評価

図8 高クロム鋼溶接材の劣化損傷評価

研究テーマ4 工場・プラント設備の予知保全技術に関する研究

工場・プラント設備で実施されているのは,定期的に検査を行うTBM(Time Based Maintenance, 時間基準保全)である。設備を有効活用するためには,CBM(Condition Based Maintenance, 状態基準保全)の重要性が叫ばれてから久しい。材質評価システムを応用した予知保全技術に関する研究にも取り組んでいる。

メンバー

教 員

槌田雄二 教授

槌田雄二 教授

  • 経歴
    1994(H06)年 3月 大分大学大学院工学研究科電気工学専攻 修了(修士(工学))
    1994(H06)年 4月 (株)東芝入社,電気機器に関する電磁界解析を中心とする研究に従事
    1996(H08)年 3月 同退社
    1996(H08)年 3月 大分大学工学部電気電子工学科 助手
    1998(H10)年11月 ポーランド,シチェチン工科大学(Szczecin University of Technology, Poland (現West Pomeranian University of Technology, Szczecin, Poland),1999年2月まで90日間)
    2007(H19)年 4月 大分大学工学部電気電子工学科 助教
    2013(H25)年 6月 学位取得 博士(工学)(大分大学)
    題目「鉄鋼材質の非破壊評価電磁計測法に関する研究」
    2014(H26)年11月 大分大学工学部電気電子工学科 准教授
    2017(H29)年 4月 大分大学理工学部創生工学科電気電子コース 准教授(学部改組のため)
    2021(R03)年 1月 静岡大学客員准教授(工学部) (2022年3月まで,2022年10月から2024年3月まで)
    2023(R05)年 4月 大分大学理工学部理工学科 電気エネルギー・電子工学プログラム 准教授(学部改組のため)
    2023(R05)年11月 大分大学理工学部理工学科 電気エネルギー・電子工学プログラム 教授
    現在に至る。
    2024(R06)年 4月 静岡大学客員教授(工学部) 現在に至る。
  • 所属学会 日本AEM学会(理事,論文副委員長,編集委員),電気学会(上級会員,2023年10月より),日本磁気学会,IEEE

研究員1名,大学院博士後期課程1名,大学院博士前期課程4名(2024年度)

学部生6名(2024年度)

卒業生

2023(R05)年度修了・卒業
修 了: 小栁涼太,永津新之介,矢野智大
卒 業: 入江晃太郎,岩永佳,甲斐達也,長嶋洸希,菰下雅也
就職先: 大学院進学3名,ダイハツ九州,パナソニックインダストリー,DMG森精機,ニチコン,中国電力
2022(R04)年度修了・卒業
修 了: 該当者無し
卒 業: 大塚康輔,蔵本和生,矢形航大,山下翔,吉田怜矢,横山晴樹
就職先: 大学院進学1名,大分県環境管理協会,ローム・アポロ,九州電子,三菱電機プラントエンジニアリング,上野精機
2021(R03)年度修了・卒業
修 了: 相木達哉,大村遼平,増本泰知
卒 業: 國府田瑶,小栁涼太,永津新之介,矢野智大,東伽菜子,ファン ドゥクニャト クァン
就職先: 大学院進学3名,デンソーテン,日立産機システム,三菱電機,エコー電子工業,玉機プラントテック,カナダ留学
2020(R02)年度修了・卒業
修 了: 水津克視,田中匠太,山口報史
卒 業: 上杉仁,柿内太玖,坂本佳駿,山下幸輝
就職先: 大学院進学0名,アイシン精機,神鋼環境ソリューション,東芝三菱電機産業システム,西日本高速道路エンジニアリング九州,日本航空電子工業,日立国際電気,野里電気工業
2019(H31)年度修了・卒業
修 了: 谷田成瞭,土居祐貴,向川千尋,森永貴之,山下浩平
卒 業: 相木達哉,阿部吾郎,大村遼平,佐藤壱樹,増本泰知,横手俊洋
就職先: 大学院進学3名,アイシンAW,デンソーテンテクノロジ,ヤマハモーターエレクトロニクス,三菱電機エンジニアリング,日立産機システム,大和冷機工業,日立国際電気,公務員
2018(H30)年度修了・卒業
修 了: 該当者無し
卒 業: 谷口永明,村山元哉
就職先: 大学院進学3名,西日本プラント工業,ワールドインテック
2017(H29)年度修了・卒業
修 了: 伏野一樹
卒 業: 尾崎高一郎,甲斐潤滋
就職先: 大学院進学5名,三菱電機エンジニアリング,きんでん,他大学院進学
2016(H28)年度修了・卒業
修 了: 工藤祐樹,吉野直之
卒 業: 大塚慎也,木下友海子,坂井美黎
就職先: 大学院進学0名,三菱電機2名,スズキ,デンソーテンテクノロジ,三菱電機エンジニアリング

研究業績

査読論文

  1. Yuji Tsuchida,  “Reduction of Iron Loss on Motor Stator Cores by means of Secondary Current Heating Method”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. 59, No. 11, pp. 1-5(5pages), 2023.11., DOI: 10.1109/TMAG.2023.3291430.
  2. 槌田雄二,矢野智大, 「フレキシブルな冷却制御を加えた二次電流加熱法による積層ステータコア鉄損の低減」, 日本AEM学会誌, Vol. 31, No. 2, pp. 291-296, 2023.6.
  3. Masato Enokizono, Daisuke Wakabayashi, Naoya Soda, Yuji Tsuchida, Shohei Ueno, Mohachiro Oka, “High Power Density and High Efficiency of High-Speed Motor, Proceedings 2020 International Conference on Electrical Machines”, Proceedings 2020 International Conference on Electrical Machines (ICEM2020) (7pages), 2020.12., DOI:10.1109/ICEM49940.2020.9270802
  4. Yuji Tsuchida and Masato Enokizono, “Residual stress evaluation by Barkhausen signals with a magnetic field sensor for high efficiency electrical motors”, AIP Advances, Vol. 8, No. 4, pp. 047608-1 - 047608-9(9pages), 2018.4., DOI: 10.1063/1.4994228
  5. 槌田雄二, 吉野直之, 佐藤尊, 榎園正人, 森祐司, 山崎一正, 「二次電流加熱法による極薄電磁鋼板積層コアの鉄損低減化」, 日本AEM学会誌, Vol. 26, No. 1, pp. 212-217, 2018.3., DOI : 10.14243/jsaem.26.212
  6. Yuji Tsuchida, Naoyuki Yoshino and Masato Enokizono, “Reduction of Iron Loss on Laminated Electrical Steel Sheet Cores by means of Secondary Current Heating Method”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. 53, No. 11, pp. 1-4(4pages), 2017.11., DOI: 10.1109/TMAG.2017.2705168
  7. Yuji Tsuchida, and Masato Enokizono, “Non-Destructive evaluation of materials by magnetic measurements”, Materials Science Forum, Vol. 856, pp. 141-146, 2016.3., 10.4028/www.scientific.net/MSF.856.141
  8. Yuichiro Kai, Yuji Tsuchida, Masato Enokizono, “Vector Magnetic Characteristic Analysis of a Permanent Magnet Motor by Controlling Local Stress”, IEEE Trans. on Magnetics Vol.51, No.3, 8101904(4pages), 2015.3., DOI: 10.1109/TMAG.2014.2362515
  9. Yuichiro Kai, Yuji Tsuchida, Takashi Todaka, Masato Enokizono, “Three-Dimensional Magnetic Field Analysis for Local Induction Heating of Steel Sheet by Using Magnetic Flux Concentration Plate”, Materials Science Forum Vol. 792, pp. 87-92, 2014.12., DOI: 10.4028/www.scientific.net/MSF.792.87
  10. Mohachiro Oka, Terutoshi Yakushiji, Yuji Tsuchida and Masato Enokizono, “Examination of the Inductance Method for Non-Destructive Testing in Structural Metallic Material by Means of the Pancake-type Coil”, 日本AEM学会誌、Vol. 21, No. 3, pp. 488-493, 2013.9., DOI : 10.14243/jsaem.21.488
  11. Yuichiro Kai, Yuji Tsuchida, Tokashi Todaka and Masato Enokizono, “Effect of Stress on Vector Magnetic Property and Two-demensional Magnetostriction of a Non-oriented Electrical Steel Sheet”, 日本AEM学会誌, Vol. 21, No. 3, pp. 482-487, 2013.9., DOI : 10.14243/jsaem.21.482
  12. Shogo Nakasumi, Takayuki Suzuki, Naoyuki Takashima, Yuji Tsuchida, “Simplified Electromagnetic Inverse Analysis Technique about the Inclined Defect for Welded Zone of High Chromium Steel”, Proceedings of 1st International Conference on Maintenance Science and Technology for Nuclear Power Plants, vol.5, No.1, pp.42-50, 2013.5.
  13. 甲斐祐一郎, 槌田雄二, 戸髙孝, 榎園正人, 「ロックインアンプを用いた電磁鋼板の磁気ひずみ測定法の検討」, 電気学会論文誌A, 基礎・材料・共通部誌, Vol. 132, No. 11, pp. 1033-1038, 2012.11., DOI : 10.1541/ieejfms.132.1033
  14. 甲斐祐一郎, 槌田雄二, 戸髙孝, 榎園正人, 「応力下における無方向性電磁鋼板のベクトル磁気特性測定法」, 電気学会論文誌A, 基礎・材料・共通部誌, Vol. 132, No. 10, pp. 930-935, 2012.10., DOI : 10.1541/ieejfms.132.930
  15. Taisuke Matsuda, Yuji Tsuchida, and Masato Enokizono, “Non-Destructive Testing of Hardened Carbon Steel Using Frequency Sweeping Excitation and Spectrogram Method”, Materials Science Forum, Vol. 721, pp. 231-236, 2012.6., DOI : 10.4028/www.scientific.net/MSF.721.231
  16. Y. Kai, Y. Tsuchida, T. Todaka and M. Enokizono, “Influence of Stress on Vector Magnetic Property Under Rotating Magnetic Flux Conditions”, IEEE Trans. on Magnetics Vol.48, No.4, pp. 1421-1424, 2012.4., DOI : 10.1109/TMAG.2011.2173756
  17. Yuji Tsuchida, Yuichiro Kai and Masato Enokizono, “Non-destructive evaluation of pipe wall thinning utilizing long-pulsed magnetic field”, International Journal of Applied Electromagnetics and Mechanics, vol. 39, No. 1-4, pp. 381-388, 2012.4., DOI : 10.3233/JAE-2012-1486
  18. Taisuke Matsuda, Yuji Tsuchida and Masato Enokizono, “Frequency sweeping excitation and spectrogram method to evaluate hardened carbon steel”, International Journal of Applied Electromagnetics and Mechanics, vol. 39, No. 1-4, pp. 319-327, 2012.4., DOI : 10.3233/JAE-2012-1477
  19. Y. Kai, Y. Tsuchida, T. Todaka and M. Enokizono, “Influence of Stress on Vector Magnetic Property Under Alternating Magnetic Flux Conditions”, IEEE Trans. on Magnetics Vol.47, No.10, pp. 4344-4347, 2011.10., DOI : 10.1109/TMAG.2011.2158397
  20. 甲斐祐一郎, 槌田雄二, 戸髙孝, 榎園正人, 「回転機固定子鉄心における局所的残留応力分布の評価」, 電気学会論文誌A, 基礎・材料・共通部誌, Vol. 131, No. 5, pp. 389-394, 2011.5., DOI : 10.1541/ieejfms.131.389
  21. Yuichiro Kai, Yuji Tsuchida and Masato Enokizono, “Non-destructive evaluation for hardened carbon steel by using frequency sweeping excitation and spectrogram method", International Journal of Applied Electromagnetics and Mechanics, vol. 33, No. 3-4, pp. 1287-1294, 2010.12., DOI : 10.3233/JAE-2010-1252
  22. Taisuke Matsuda, Yuji Tsuchida, Takashi Todaka, Masato Enokizono and Yuichiro Kai, “Hardening Evaluation of Carbon Steel by using Frequency Sweeping Excitation and Spectrogram Method”, Journal of Electrical Engineering, Vol. 61, No. 7/s, pp. 81-84, 2010.12.
  23. Yuichiro Kai, Yuji Tsuchida, Takashi Todaka and Masato Enokizono, “Development of System for Vector Magnetic Property Measurement under Stress”, Journal of Electrical Engineering, Vol. 61, No. 7/s, pp. 77-80, 2010.12.
  24. 甲斐祐一郎, 槌田雄二, 戸髙孝, 榎園正人, 「応力下における電磁鋼板のベクトル磁気特性」, 日本AEM学会誌, Vol. 18, No. 4, pp. 341-346, 2010.12.
  25. 碇賀厚, 後藤旭, 岡本卓也, 槌田雄二, 戸髙孝, 榎園正人, 「磁束集束型永久磁石配列を適用したリニアモータの特性解析」, 日本AEM学会誌, Vol. 18, No. 4, pp. 317-322, 2010.12.
  26. 甲斐祐一郎, 下地広泰, 槌田雄二, 戸髙孝, 榎園正人, 「二軸引張応力下におけるベクトル磁気特性測定システムの応力印加機構の検討」, 電気学会論文誌A, 基礎・材料・共通部誌, Vol. 130, No. 4, pp. 403-408, 2010.4., DOI : 10.1541/ieejfms.130.403
  27. M. Oka, Y. Tsuchida, T. Yakushiji, M. Enokizono, “Fatigue Evaluation for a Ferritic Stainless Steel (SUS430) by the Eddy Current Method Using the Pancake-Type Coil”, IEEE Trans. on Magnetics Vol.46, No.2, pp. 540-543, 2010.2., DOI : 10.1109/TMAG.2009.2033710
  28. M. Oka, T. Yakushiji, Y. Tsuchida and M. Enokizono, “Non-destructive Evaluation of Fatigue Damage in the Stainless Steel by Using Electromagnetic Method”, E-Journal of Advanced Maintenance, Vol.2, pp. 77-82, 2009.10
  29. Y. Kai, Y. Tsuchida, M. Enokizono, “Hardening Evaluation of Low Carbon Steels by Magnetic Measurement”, 日本AEM学会誌, Vol.17, No. 3, pp. 497 - 500, 2009.9
  30. Y. Kai, Y. Tsuchida, M. Enokizono, “Magnetic evaluation of hardening effect for carbon steel”, Journal of Optoelectronics and Advanced Materials, Vol. 10, No. 5, pp.1078-1084, 2008.4
  31. Yuichiro Kai, Yuji Tsuchida and Masato Enokizono, “Non-destructive Evaluation of Hardening Carbon Steel by Measuring Hysteresis loops”, Journal of The Japan Society of Applied Electromagnetics and Mechanics, Vol. 15, Supplement, pp.S112-S115, 2007.9
  32. 坂田俊一, 下地広泰, 槌田雄二, 戸高孝, 榎園正人, 「自動車シートトーションバーのねじり応力印加時における磁気特性評価」, 日本AEM学会誌, Vol. 15 No. 2, pp. 189-194, 2007.6.
  33. 甲斐祐一郎, 槌田雄二, 榎園正人, 「プレス加工による焼入れ圧延鋼板の磁気特性」, 日本AEM学会誌, Vol. 15, No. 2, pp. 101-106, 2007.6.
  34. Tomaharu Yasutake, Tomasz Chady, Yuji Tsuchida, and Masato Enokizono, “Development of Metal Detection System for Reuse of Dismantled Woods from Houses”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics 28, IOS Press, pp. 233-240, 2007.4.
  35. Yuichiro Kai, Yuji Tsuchida and Masato Enokizono, “Numerical Analysis for Non-destructive Evaluation Taking account into Measured Magnetic Properties depending on Hardening Depth”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics 28, IOS Press, pp. 225-232, 2007.4.
  36. Tomasz Chady, Ryszard Sikora, Grzerorz Psuj, Masato Enokizono and Yuji Tsuchida, “Evaluation of Fatigue Loaded Conducting Structures Using Selected Electromagnetic NDT Methods”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics 28, IOS Press, pp. 109-116, 2007.4.
  37. 薬師寺輝敏, 岡茂八郎, 吉田敬志, 榎園正人, 槌田雄二, 「残留磁気測定法によるSUS304鋼の疲労被害検出」, 日本機械学会論文集A編, Vol. 72, No. 724, pp. 1970-1977, 2006.12., DOI : 10.1299/kikaia.72.1970
  38. 甲斐祐一郎, 槌田雄二, 榎園正人, 「焼入れ炭素鋼の切出しリング試料における磁気特性」, 日本AEM学会誌, Vol. 14, No. 1, pp. 145-150, 2006.3.
  39. Alexander Boadi, Yuji Tsuchida, Takashi Todaka, Masato Enokizono, “Designing of Suitable Construction of High-frequency Induction Heating Coil by Using Finite-Element Method”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. MAG-41, No. 10, pp. 4048-4050, 2005.10., 10.1109/TMAG.2005.85499
  40. Mohachiro Oka, Emi Wada, Terutoshi Yakushiji, Yuji Tsuchida, Masato Enokizono, “Evaluation of Fatigue Damage in SUS316 and SUS316L Using the Flux-Gate Magnetic Sensor”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics 25, IOS Press, pp. 159-165, 2005.9.
  41. Yuichiro Kai, Yuji Tsuchida, Masato Enokizono, “Nondestructive Evaluation of Case Hardening by Measuring Magnetic Properties”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics 25, IOS Press, pp. 143-150, 2005.9.
  42. Yuji Tsuchida, Mohachiro Oka, Terutoshi Yakushiji and Masato Enokizono, “Evaluation of Strain Distribution of Austenitic Stainless Steels by Measuring Remanent Magnetization”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics 25, IOS Press, pp. 151-158, 2005.9., WOS:000232101300018
  43. Yuichiro Kai, Yuji Tsuchida and Masato Enokizono, “Non-destructive Evaluation of Carbon Steel of Case Hardening using Frequency Sweeping Excitation and Spectrogram Method”, Short Paper Proceedings of 12th International Symposium on Interdisciplinary Electromagnetic, Mechanic & Biomedical Problems, pp. 312-313, 2005.5.
  44. Mohachiro Oka, Terutoshi Yakushiji, Yuji Tsuchida and Masato Enokizono, “Non-destructive Evaluation of Plane Bending Fatigue Damage in SUS304 Using an Eddy Current Probe”, Short Paper Proceedings of 12th International Symposium on Interdisciplinary Electromagnetic, Mechanic & Biomedical Problems, pp. 298-299, 2005.5.
  45. Yuji Tsuchida, Hiroyasu Shimoji, Takashi Todaka, Masato Enokizono, Hideyuki Yamane, Yoshimi Enoki and Etsunori Fujita, “A Magnetic Seat Sensor for Monitoring Condition of A Car Driver”, Short Paper Proceedings of 12th International Symposium on Interdisciplinary Electromagnetic, Mechanic & Biomedical Problems, pp. 340-341, 2005.5.
  46. Yuji Tsuchida and Masato Enokizono, “Regularization Method for Identification of Crack Shape for NDE”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. 41, No. 5, pp. 2016-2019, 2005.5., DOI : 10.1109/TMAG.2005.846269
  47. Yuichiro Kai, Yuji Tsuchida, Masato Enokizono, and Shoichiro Nagata, “Evaluation of Case Hardening Depth by MFES Method”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics 24, IOS Press, pp.153-158, 2004.9., WOS:000222260500019
  48. Y. Tsuchida and M. Enokizono, “Strain evaluation of tensile test by attractors of Barkhausen Noise”, International Journal of Applied Electromagnetics and Mechanics, 19, pp. 409-413, 2004.9., WOS:000221724500076
  49. M. Oka, T. Yakushiji, Y. Tsuchida and M. Enokizono, “Evaluation of Plane Bending Fatigue Damage Using the Residual Magnetization Method in Austenitic Stainless Steel Plates”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics, p.49-52, 2002.9.
  50. Y. Tsuchida and M. Enokizono, “Stress Evaluation of Steel Plates by Chaos of Barkhausen Noise”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. 38, No. 5, pp. 3210-3212, 2002.5., DOI : 10.1109/TMAG.2002.802417
  51. 槌田雄二, 安藤隆宏, 榎園正人, 「バルクハウゼンノイズのカオスアトラクタによる金属疲労評価」, 日本応用磁気学会誌, Vol. 26, No. 5, pp. 765-768, 2002.5., DOI : 10.3379/jmsjmag.26.765
  52. Yuji Tsuchida, Takahiro Ando and Masato Enokizono, “Fatigue Evaluation of Magnetic Materials by Chaotic Attractor of Barkhausen Noise”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics 23, pp. 143-149, 2002.4., WOS:000178846500019
  53. Yuji TSUCHIDA, Takahiro ANDO and Masato ENOKIZONO, “Chaotic behavior of rotational Barkhausen noises for fatigue evaluation”, JSAEM Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics, 9, pp. 647-648, 2001.5.
  54. 岡茂八郎, 薬師寺輝敏,槌田雄二, 榎園正人, 「残留磁気法によるステンレス鋼の平面曲げ疲労評価」, 日本応用磁気学会誌, Vol. 25, No. 4-2, pp. 1075-1078, 2001.4, DOI : 10.3379/jmsjmag.25.1075
  55. 槌田雄二, 吉冨祐介, 榎園正人, 「回転バルクハウゼンノイズのカオス挙動」, 日本応用磁気学会誌, Vol. 25, No. 4-2, pp. 1099-1102, 2001.4., DOI : 10.3379/jmsjmag.25.1099
  56. Tomasz Chady, Masato Enokizono , Takashi Todaka, Yuji Tsuchida, Ryszard Sikora, “Evaluation of the JSAEM Round Robin Test Samples Using Multi-frequency Excitation and Spectrogram Method”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics, Vol. 21, pp.171-178, 2001.4, WOS:000170515000024
  57. M. Enokizono , T. Todaka, Y. Tsuchida, R. Takahata, “Identification of Opposite Defects by Using Boundary Element Method for Non-Destructive Testing”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics 18, pp.289-292, 2000.7., WOS:000089208800071
  58. Tomasz Chady, Masato Enokizono , Takashi Todaka, Yuji Tsuchida, Ryszard Sikora, “Visualization of Fatigue Damage in Magnetic Materials Using a High Resolution Electromagnetic Sensor”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. MAG-36, No.5, pp.2788-2790, 2000.5., DOI : 10.1109/20.908590
  59. M. Enokizono, T. Todaka, Y. Tsuchida, R. Takahata, “Identification of Opposite Defects in Stainless Steel Using ECT”, Journal of The Magnetics Society of Japan, Vol. 24,No. 4-2,pp.847-850, 2000.4., DOI : 10.3379/jmsjmag.24.847
  60. Y. Tsuchida and M. Enokizono, “Fuzzy Regularization Method for Ill-posed Problems on ECT with Laplace Transform BEM”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. 36, No. 4, pp. 1158-1162, 2000.4., DOI : 10.1109/20.877646
  61. 槌田雄二, 榎園正人, 「ラプラス境界要素法を用いた欠陥形状同定のための正則化手法」, 日本応用磁気学会誌, Vol. 24, No. 4-2, pp. 851-854, 2000.4., DOI : 10.3379/jmsjmag.24.851
  62. T. Chady, M. Enokizono, T. Todaka, Y. Tsuchida, R. Sikora, “A Family of Matrix Type Sensors for Detection of Slight Flaws in Conducting Plates”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. MAG-35, No.5, pp. 3655-3657, 1999.5., DOI : 10.1109/20.800621
  63. M. Oka, M. Enokizono, T. Todaka, M. Akita, T. Chady, Y. Tsuchida, R. Sikora, S. Gratikowski, “High Sensitive Rotational Magnetic Flux Sensing”, Journal of Magnetism and Magnetic Materials, Vol.196-197, pp.369-371, 1999.5., DOI : 10.1016/S0304-8853(98)00753-7
  64. M. Oka, Y. Tsuchida, M. Enokizono, “Non-Destructive Testing Using a Rotational Magnetic Flux Sensor with a Differential Three-Axis Search Coil”, Journal of The Magnetics Society of Japan,Vol. 23,No. 4-2,pp.1437-1440, 1999.4., DOI : 10.3379/jmsjmag.23.1437
  65. 槌田雄二, 榎園正人, 「移動磁界型探傷センサーを用いた裏側欠陥の同定」, 日本応用磁気学会誌, Vol. 23, No. 4-2, pp. 1441-1444, 1999.4., DOI : 10.3379/jmsjmag.23.1441
  66. M. Enokizono, T. Todaka, Y. Tsuchida and N. Hachiki, “Finite Element Analysis of a Moving Magnetic Flux Type Sensor”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. 35, No. 3, pp. 1853-1856, 1999.3., DOI : 10.1109/20.767394
  67. Y. Tsuchida and M. Enokizono, “Deterministic Methodology Stabilizing with SVD and Fuzzy Inference for Crack Shapes on ECT by Laplace Transform BEM”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. 35, No. 3, pp. 1825-1828, 1999.3., DOI : 10.1109/20.767387
  68. M. Enokizono, T. Todaka, Y. Tsuchida, M. Akita, T. Chady, R. Sikora, M. Komorowski, J. Sikora, “Nondestructive Testing by Differential Type of Rotational Magnetic Sensor”, Studies in Applied Electromagnetics and Mechanics 13, pp.361-364, 1998.7., WOS:000075187800083
  69. Y. Tsuchida, K. Shibao and M. Enokizono, “Inverse Analysis for ECT Models Formulated by Laplace Transform BEM with Singular Decomposition and Fuzzy Inference”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. 34, No.5, pp. 2916-2919, 1998.5., DOI : 10.1109/20.717680
  70. M. Enokizono, Y. Tsuchida, T. Chady, “Crack Size and Shape Determination by Moving Magnetic Field Type Sensor”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. 34, No.4, pp.1252-1254, 1998.4., DOI : 10.1109/20.706512
  71. Y. Tsuchida, T. Chady and M. Enokizono, “Development of a moving magnetic flux type sensor using shading coils for ECT”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. 34, No. 4, pp. 1309-1311, 1998.4., DOI : 10.1109/20.706531
  72. 槌田雄二, 榎園正人, 「くま取りコイルを用いた移動磁界型渦電流探傷センサー」, 日本応用磁気学会誌, Vol. 22, No. 4-2, pp. 897-900, 1998.4., DOI : 10.3379/jmsjmag.22.897
  73. Y. Tsuchida, T. Okamoto and M. Enokizono, “A Moving Magnetic Flux Type Sensor with Shading coils for Eddy Current Testing”, Journal de Physique IV France 8, pp. Pr2-789-792, 1998.4., WOS:000074526300181
  74. M. Oka, M. Enokizono, T. Todaka, M. Akita, T. Chady, Y. Tsuchida, R. Sikora, S. Gratkowski, J Sikora, “Defect Detective Characteristics of The Differential Type of Rotational Magnetic Sensor”, Electromagnetic Nondestructive Evaluation(II), IOS Press, pp. 188-195, 1998.2., WOS:000075145100024
  75. Y. Tsuchida and M. Enokizono, “Inverse Analysis on Permanent Magnets with Fuzzy Inference”, Applied Electromagnetics and Computational Technology, Vol. 11, pp. 238-247, IOS Press, Amsterdam, 1997.5.
  76. 榎園正人, 槌田雄二, 片井哲也, 「移動磁界型磁気探傷装置」, 日本応用磁気学会誌, Vol. 21, No. 4-2, pp. 773-776, 1997.4., DOI : 10.3379/jmsjmag.21.773
  77. M. Enokizono, E. Kato and Y. Tsuchida, “Inverse Analysis by Boundary Element Method with Singular Value Decomposition”, IEEE Transactions on Magnetics, Vol. 32, No. 3, pp. 1322-1325, 1996.3., DOI : 10.1109/20.497489
  78. M. Enokizono and Y. Tsuchida, “Optimal Design by Boundary Element Method with Fuzzy Inference”, IEEE Transactions on Magnetics., Vol. 30, No. 5, pp. 3447-3450, 1994.5., DOI : 10.1109/20.312680
  79. M. Enokizono, T. Todaka and Y. Tsuchida, “Inverse Analysis with Boundary Element Method and Fuzzy Reasoning”, Electromagnetic Field and Application, pp. 349-352, 1993.9., WOS:A1993BZ53N00084

解説記事

  1. 槌田雄二, 「『最近の電力用磁性材料とその活用技術』 特集によせて」(巻頭言), 「特集 最近の電力用磁性材料とその活用技術」, 電気学会論文誌A, 基礎・材料・共通部誌、Vol. 143, No. 6, pp. 203, 2023.6
  2. 槌田雄二, 榎園正人, 「バルクハウゼン信号による無方向性電磁鋼板の非破壊応力評価」 「特集 電磁力関連のダイナミクス ア・ラ・カルト」, 日本AEM学会誌, Vol. 24, No. 2, pp. 61-66, 2016.6.
  3. 槌田雄二, 「磁気センサによる高クロム鋼の非破壊クリープ損傷評価」 「特集 材質劣化評価・寿命余寿命評価」, 日本AEM学会誌, Vol. 23, No. 4, pp. 659-664, 2015.12.
  4. 槌田雄二, 松田泰輔, 榎園正人, 「周波数掃引励磁スペクトログラム法による焼き入れ低炭素鋼の非破壊材質評価」 「特集 安全・安心を支える非破壊検査技術」, 日本AEM学会誌, Vol. 20, No. 4, pp. 665-670, 2012.12.
  5. 槌田雄二, 榎園正人, 岡茂八郎, 薬師寺輝敏, 「磁気センサによるSUS304系鋼・SUS316系鋼の歪みおよび曲げ疲労評価」 「特集 材質劣化現象の非破壊評価方法」, 非破壊検査協会誌, Vol. 57, No. 9, pp. 433-436, 2008.9.
  6. 藤田悦則, 小島重行, 小倉由美, 村田幸治, 亀井勉, 槌田雄二, 榎園正人, 緑川洋一, 秋田昌憲, 金子成彦(共著), 「快適シート技術」 「特集 車内空間の快適化技術」, 自動車技術, Vol. 62, pp. 33-41, 2008.2.
  7. 槌田雄二, 岡茂八郎, 薬師寺輝敏, 榎園正人, 「磁気センサによるオーステナイト系ステンレス鋼の引張試験ひずみ評価および面外曲げ疲労評価」 「特集 電磁現象を応用した非破壊損傷評価技術の新たな展開」, 日本AEM学会誌, Vol. 13, No. 2, pp. 99-106, 2005.7.
  8. 槌田雄二(分執), 「原子力発電設備における欠陥・材料劣化評価技術動向」調査報告書, (株)普遍学国際研究所, p. 129-140, 2004.1.

学術委員

  1. 電気学会マグネティックス技術委員「次世代電磁機器のための電力用磁性材料活用技術調査専門委員会」委員長 委嘱期間:2023年4月1日~2026年3月31日
  2. 日本AEM学会論文副委員長 委嘱期間:2022年度〜
  3. 九州パワーアカデミー教育部会委員 委嘱期間:2022年7月5日~2024年3月31日
  4. 電気学会マグネティックス技術委員「電磁機器高性能化に向けた電力用磁性材料活用技術調査専門委員会」委員長 委嘱期間:2020年5月1日~2023年3月31日
  5. 日本AEM学会「第28回 MAGDAコンファレス in 大分」実行委員長 委嘱期間:2018年7月9日~2020年3月31日
  6. 電気学会マグネティックス技術委員会「電気学会・電力用磁性材料の評価・活用・応用技術調査専門委員会」幹事補佐 委嘱期間:2017年4月1日~2020年3月31日
  7. 日本AEM学会理事 委嘱期間:2016年度〜
  8. 日本AEM学会編集委員 委嘱期間:2016年度〜
  9. 電気学会「平成27年電気学会産業応用部門大会実行委員会」幹事 委嘱期間:2014年10月8日~2015年12月31日
  10. 電気学会マグネティックス技術委員会「電力用磁性材料の高度活用技術調査専門委員会」幹事補佐 委嘱期間:2014年4月1日~2017年3月31日
  11. 日本保全学会「材質劣化診断技術に関する調査研究」分科会幹事補佐 委嘱期間:2014年4月1日~2015年3月31日
  12. 日本保全学会「材質劣化診断技術に関する調査研究」委員 委嘱期間:2008年4月1日~2014年3月31日
  13. 日本保全学会「機械損傷の電磁非破壊評価」分科会委員 委嘱期間:2008年2月10日~2009年3月31日
  14. 大分県産業創造機構「地域結集型研究開発プログラム」共同研究推進委員 委嘱期間:2008年1月1日~2012年12月31日
  15. 日本保全学会「保全ロードマップ検討会劣化診断技術グループ」委員 2007年3月
  16. 日本保全学会「材質劣化診断技術に関する調査研究」幹事 委嘱期間:2004年4月1日~2008年3月31日
  17. 電気学会学会活動推進委員 委嘱期間:2002年4月1日~2006年3月31日
  18. 日本AEM学会「材料劣化機構の電磁解明」分科会委員 委嘱期間:2001年7月1日~2003年3月31日
  19. 日本AEM学会「電磁破壊力学を応用した劣化・損傷の非破壊評価技術に関する調査研究」分科会委員 委嘱期間:1998年5月1日~2001年3月31日
  20. 国際シンポジウムSeoul National University - Oita University Joint Symposium on the Applied Electromagnetics 企画・運営・実行委員 1998.02, 1999.02, 2001.01, 2001.11, 2002.11, 2004.11, 2005.02, 2006.02, 2007.02, 2008.02, 2009.01, 2009.11, 2010.11, 2011.01, 2012.02, 2013.02

競争的資金の採択(研究代表者のみ)

  1. 「二次電流加熱法による実機モータ積層ステータコアの鉄損低減化技術の実用化」, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 令和5年度~令和7年度, 課題番号: 23K03798
  2. 「二次電流加熱法によるモータ積層コア熱処理システムの開発」, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 平成29年度~令和4年度, 課題番号: 17K06465
  3. 「パワー密度が世界最高の小型アクチュエータの開発」, イノベーションハブ構築支援事業『太陽系フロンティア開拓による人類の生存圏・活動領域拡大に向けたオープンイノベーションハブ』(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)から受託), 平成27年度~平成30年度 ※大分大学の研究代表者
  4. 「磁気センサを用いた周波数探査による非破壊材質評価システムの構築」, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 平成26年度~平成28年度, 課題番号: 26420391
  5. 「回転バルクハウゼン信号による非破壊材質評価システムの構築」, 科学研究費補助金(基盤研究(C)), 平成22年度~平成24年度, 課題番号: 22560423
  6. 「「もんじゅ」における高速増殖炉の実用化のための中核的研究<再委託:劣化損傷の計測技術・非破壊検査技術の開発>」, 原子力システム研究開発事業-特別推進分野-, 平成21年度~平成24年度 ※大分大学の研究代表者
  7. 「磁気センサを用いた金属損傷評価および損傷緩和・回復システムの実用化に関する研究」, 科学研究費補助金(若手研究(A)), 平成18年度~平成20年度, 課題番号:18686034
  8. 「電磁誘導加熱を用いた熱処理による金属疲労回復システムに関する研究」, 科学研究費補助金(若手研究(B)), 平成15年度~平成17年度, 課題番号:15760301
  9. 「応力誘起型磁気変態による金属疲労測定システムに関する研究」, 科学研究費補助金(奨励研究(A)), 平成13年度~平成14年度, 課題番号:13750395
  10. 「実環境下自然き裂評価のためのあいまいさを導入した磁気探傷システム」, 科学研究費補助金(奨励研究(A)), 平成11年度~平成12年度, 課題番号:11750376
  11. 「ファジイ境界要素法による新しい逆問題解析に関する研究」, 科学研究費補助金(奨励研究(A)), 平成 9年度~平成10年度, 課題番号:09750516

新聞記事

  1. 大分合同新聞2019年2月8日付朝刊第1面 「最高クラスの小型モーター,発熱抑え軽量,高効率化」

受  賞

  1. 日本AEM学会功労賞 日本AEM学会主催の第28回MAGDAコンファレンス in 大分の実行委員長として貢献 2019年10月30日(令和元年10月30日)
  2. 部門活動功労賞 平成27年部門大会実行委員会幹事としての貢献 電気学会産業応用部門 2016年8月31日(平成28年8月31日)
  3. 大分大学学長表彰 科学研究費補助金若手研究(A)の研究課題が採択 大分大学長 2008年3月28日(平成20年3月28日)
  4. 日本AEM学会奨励賞 Evaluation of Strain Distribution of Austenitic Stainless Steels by Measuring Remanent Magnetization 日本AEM学会 2005年3月14日(平成17年3月14日)
  5. 日本AEM学会技術賞(共著分) Evaluation of Fatigue Damage in SUS316 and SUS316L Using the Flux-gate Magnetic Sensor 日本AEM学会 2005年3月14日(平成17年3月14日)
  6. 電気学会論文発表賞 ファジイ推論を用いた永久磁石に関する逆問題解析 電気学会 1997年3月31日(平成9年3月31日)

連絡先・アクセス

連絡先

ご用のある方はメールをお送り下さい。
"(at)"を"@"に変換下さい。
tsuchida(at)oita-u.ac.jp

研究室までの案内

研究室の場所は以下のURL上,建屋②(理工2号館)の2階です。
階段を上がり,突き当たりは左にお進み下さい。
左手ふた部屋目に「槌田」(211号)と表札が出てきます。
https://www.st.oita-u.ac.jp/examinee/campuslife.html

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